- Blog記事一覧 -寝たきりにならないために
少子高齢化が急速に進行し、「子どもが少ないのは問題」と思っても、平均寿命が男女とも世界2位の日本では、高齢化に差し迫った危機感を抱いている人は少ない印象も受けます。
長生きしていることを考えると、「悪いことではない」と思いがちですが、実はデメリットだらけです。
そんな中、寝たきりや介護を受ける状態にならず、健康な毎日を過ごすにはどうすればよいのかお伝えします。
まず、介護を必要とせず生活できる年齢、いわゆる健康寿命がかなり低い現状があります。
平均寿命が高い日本では、死亡するまでの長期間、加齢や病気、事故などによって要介護や寝たきりの状態になってしまいます。
また、働き手の世代が地方から都市に流入する過疎化と相まって、後を絶たない老老介護や孤独死は、危険な水準に入りつつあります。
介護や見守りが十分にできる若者が家族にもいないのに、若手の介護職員が確保できるはずがありません。
この苦境を打開するためには、高齢者自身も努力をしていく必要があります。
例えば、認知症予防のための家族や友人との会話や、転倒による骨折防止のための体操や散歩の継続などがあります。
さらに、たくさん薬を飲むよりも、基本である睡眠・食事・運動を疎かにせず、少しの不調で病院に行かない勇気を持ち、よく遊び、よく学び、よく笑うことも大切です。
健康な毎日を過ごすためにも、ぜひ取り組んでみましょう。
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