朝起きた時に首肩、場合によっては背中の上のあたりに痛みがあるものを一般的に寝違いといいます。
というように、寝違いは日常生活に支障がでてしまうケースが多いです。
『筋肉が張って少し首が動かしづらい』程度の軽いものでしたら放っておいても数日で自然に治るケースもありますが、痛みが強い場合や放っておいて治らず慢性化してしまった場合は早めの治療をおすすめいたします。
『変な体勢で朝まで寝てしまって、、、、』というように文字通り寝ている間にスジを違えたという方は実はあまりいらっしゃらない印象です。
どんな方が多いかというと
と、こんな感じです。
1の特に原因が思い当たらないけど朝起きたら痛くなっていたというケースは以外と多いように感じます。これはご本人に原因が思い当たらないというだけで、もちろん原因はあります。
よくよくお話を聞いてみると、『デスクワークで慢性的に首肩がこっている』『冷房で身体を冷やしてしまった。』『最近まで風邪をひいて寝込んでいた』など寝違いにつながる原因がしっかりとあります。
2のケースは前日に手をたくさん使う作業やスポーツ、重い物を持ったなど筋肉に負担をかけた際に翌朝に寝違いという形で症状が状態です。
3の頚椎症や頚椎ヘルニアなどの持病があるという方は常に首周りの筋肉を硬くしてしまう原因が存在するので、繰り返し寝違いになることが多いです。
当院では痛みの原因になっている硬い筋肉をほぐす目的でマッサージと電気治療、オプションで鍼治療も行っています。
症状が軽い方や続けて来院出来る方はマッサージと電気治療で経過をみる場合が多いですが、痛みが強い、首が動かせない、慢性化してしまったケース、頻繁に通院出来ない方はマッサージと電気治療の他に鍼治療もプラスすることをおすすめいたします。