- Blog記事一覧 -心と体のストレス対策で腰痛を治す
今日は腰痛が長引くメカニズムと腰痛ケアについてお話をしたいと思います。
腰痛には2つの原因があります。負担のかかる動作の繰り返しで疲労が蓄積し過度の負担がかかることで起こる腰痛と、強いストレスによる緊張から起こる腰痛です。
急に起こった腰痛の多くは2週間以内で改善するといわれていますが、腰痛に対する恐怖や不安があると腰を大事にしすぎてかえって痛みが長引き、治りが悪くなるのです。
腰痛ケアの基本は痛くてもできることを進んでやることです。特に運動は慢性腰痛の緩和効果が高く、例えばストレッチを自宅で繰り返し行うと痛みに対する不安が急速に低下します。
ウォーキングや自転車こぎなどの有酸素運動は、脳のセロトニン分泌を促し痛みを軽くし、うつ気分を和らげてくれます。
脳を直接刺激するような心のストレスケアも大切です。例えば心地よい音楽は脳を直接刺激し気分がよくなるだけでなく、痛みが和らぎます。1960年代には歯科手術中の患者9割に音楽による鎮痛効果が表れたという研究結果が出ているほどです。
ただし、腰が痛くてたまらない時や足に痛みのある坐骨神経痛がある時は無理に運動しないようにしましょう。
日常の生活動作をできる範囲で行うだけにしましょう。
心と体のストレス解消を上手に行って腰の痛みから解放されましょう。