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肩こりに効果がある動的ストレッチ

2019.08.13 | Category: 肩こり

今日は、肩こりに効果のあるエクササイズについてお話ししたいと思います。肩こりは若いうちは、あまり実感がないかもしれません。しかし社会人になり、運動をする機会が少なくなることで、筋力は弱って行きます。しかもその状態で体を支えることにより、筋肉が緊張してしまうため、血行が悪くなります。これが肩こりの一因となってしまうのです。また社会人になると、デスクワークをすること、とりわけPCを使って仕事をすることがメインになります。たとえば今、デスクの前に座ってPCを触っていると考えてみましょう。この場合、肩や手を前に出したままで、長時間作業を行うことになります。そのため、肩から背中にある僧帽筋という筋肉が、伸びたまま固定されてしまうことになります。その一方で、体の前方の筋肉は萎縮した状態になります。僧帽筋は伸びたまま、体の前の方の筋肉は萎縮した状態で固まってしまうので、どちらも血行が悪くなり、肩こりを引き起こすもととなります。このような時は、どのようにすれば肩こりが改善されるのでしょうか。ストレッチをすればいいと考える人もいるでしょう。もちろんストレッチはとても役立ちますが、一口にストレッチといっても様々です。この場合は僧帽筋も、体の前にある筋肉も動かさずに固定された状態になっています。ですから筋肉を動かしてあげることが、肩こりの改善につながってくるのです。このようなストレッチのことを、動的ストレッチと呼んでいます。デスクワークなどで肩が痛むとか、重くなって来たと感じたら、両手を肩の上に載せ、肘を回すようにするといいでしょう。こうすることで肩のまわりの筋肉をほぐし、血液の循環をよくすることができます。まず肩幅に合わせて足を開き、両手の指を肩に載せます。この時肘が前方に出るようにします。それから肘を上、さらに横に動かすようにしましょう。1回につき3秒が目安です。この時、できるだけ肩甲骨を使うようにするのがこつです。この要領で20回から30回は回すようにします。できれば50回ほどやってみるといいでしょう。動かせば動かすほど、肩こりの解消効果があります。逆にあまり動かさないと効果は得られません。単に肩こりの解消だけでなく、体全体の代謝を高める、頭をすっきりさせるという目的でも、このエクササイズは効果的です。さらにもう一つのエクササイズとして、肩甲骨を回す方法があります。こちらは精神的な緊張のため、肩がこるという時にお勧めです。これも肩幅に合わせて足を開き、体の前で手のひらを合わせるようにします。そのまま両手を上に持って行き、頭上で手のひらを反転させてから、肘を幾分後ろに引くようにして腕を元に戻します。この時、肩甲骨を中央に寄せるようにしましょう。こう書くと難しそうですが、実際にやってみた方が感触がつかめます。こちらも20回から30回ほどやるのが効果的です。精神的なプレッシャーは、筋肉を動かすことによって和らげられるので、特に肩に異常がなくても、肩の周囲を動かしてみるとリラックスできます。実際この方法は、箱根駅伝を制覇したランナーたちも採り入れているやり方なので、かなり信用できると言っていいでしょう。慢性的な肩こりに悩まされている人は多いようです。マッサージに行くとか薬を使う、あるいは湿布薬を貼ったりすることで一時的に痛みは和らぎますが、また調子が悪くなってしまうことも珍しくありません。そのような時は、できるだけ筋肉を動かしてみるのがやはり一番いいのです。あまり筋肉を動かすと、汗が出て来てしまうこともあります。しかし、実際その位やらなければ効果は出ません。肩こりは筋肉が固まってしまうのが原因ですので、上手なほぐし方をするのが、改善策としてはベストといえます。これだと仕事の合間にもできますし、場所を選ばず、お金もかけずにできるというメリットがあります。あなたもぜひ、普段の生活に動的ストレッチを採り入れてみて下さい。


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