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肩甲骨はがし

2019.07.24 | Category: 肩こり

今日は肩甲骨はがしについてお話ししたいと思います。

肩甲骨とは背中から肋骨を覆っている三角の大きな骨です。

腕を上下左右に動かせるのはこの肩甲骨が開いたり閉じたりすることのできる可動域の広い骨だからなのです。

なぜ他の骨と比べて可動域が広いかと言うと、肩甲骨は鎖骨と端で繋がり、胸郭に被さっている状態なので、他の胴体と繋がりが薄い為です。とはいってもあちこちに移動する訳ではありません。しっかりたくさんの筋肉に固定されていますが、骨との繋がりよりも筋肉は柔らかくしなやかな為、肩甲骨は存分に仕事ができるのです。

そんな重要なパーツですが、最近ではスマホの見過ぎやデスクワークなどで体が丸まり姿勢が悪くなる要因が増えている為、存分に使いこなせていない人が多いようです。

この状態だと呼吸が浅くなり、内臓にも負担がかかってしまい胃腸にダメージを与えてしまうこともあります。さらに肩甲骨が動かなくなり背中に張り付いた状態だと筋肉が固まり、肩こり、めまいの原因にも、、、

そんな恐ろしいことにならない為にも、毎日少しずつの肩甲骨はがしがおすすめです。

背中に張り付いた肩甲骨は筋肉を緩めてあげることで少しずつ剥がれてきます。すると胸や肩が開き、デコルテや肩ラインがスッキリと綺麗になります。

その方法をご紹介します。

①肩回し

最初に肘を曲げて右手は右肩、左手は左肩とそれぞれの肩に手を乗せます。ゆっくりと一息ついて肺の中の空気を全て抜き、同時にすーっと肩の力を抜きます。息を吸いながら肩甲骨同士を近づけ、胸を開くイメージでゆっくり10回後ろ向きに円んを描くように肘を回します。この時できるだけ大きな円を書くことを意識してください。

後ろまわしが終わると前回しを同様に10回。今度は可能な限り肩甲骨を遠ざけるイメージで行って下さい。これで終わりです。ちょっとした休憩や仕事の合間でもできるので、肩が凝ってきたな、姿勢が悪いな、と気づいた時に行うようにして下さい。

②腕ねじり

まず肩幅ほどに足を開いて立ちます。次に両腕を床と水平に拡げます。そして手のひらを右手が上なら左手は下に向けます。次は左手が上で右手が下。といったように交互になるようにゆっくりと捻って行きます。この時体はまっすぐ前を向いたままどちらかの腕の方に向かないよう気を付けて下さい。これを深呼吸しながらゆっくり10回行って下さい。それが終わると今度は肩から捻り動かすことを意識しながら同様に左右交互に10回ずつ行ってください。先ほどより時間をかけてゆーっくりと深呼吸しながら行ってください。肩から捻るときは体が腕の方へ向いても大丈夫です。ポイントとしては手をより遠くへ伸ばすイメージでさらに深く捻りを加えていくとしっかり伸びます。ただし痛みがある場合は肩甲骨が張り付いている状態なので無理をしないでください。続けることにより徐々に剥がれてきます。

③四つん這いストレッチ

お次はベッドやお布団などで寝る前、朝起きたときにやって頂きたい肩甲骨はがしです。

まず正座の状態から上半身を前に倒し頭の上で両腕を伸ばします。その状態から深呼吸をしながら背中を伸ばしていき、お尻を高く挙げます。

そして右腕を右肩の外側をベッドにくっつけ、左腕の脇の下に通します。肩甲骨を開き、肩のコリをほぐすイメージでゆっくり伸ばしましょう。お次は逆。左腕と左肩の外側をベッドにつけながら、右腕の脇に下に通してください。これを交互にゆっくりと毎日5分ほど実行すると効果が現れやすいです。

普段あまり気にすることがないパーツですが、非常に人間の動作の重要な役割を担っています。今回ご紹介した肩甲骨はがしの中から、それぞれの状況に応じて、やりやすいものを選び、ぜひ普段の生活に取り入れてみてください。


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